常勤医師と非常勤医師では給料に大きな差が・・・！|医師転職比較センター最新ランキング

常勤医師、非常勤医師の定義

常勤医師と非常勤医師の定義は厚生労働省の定める医療法によって定義されております。具体的には「病院で定めた医師の1週間の勤務時間が、32時間未満の場合は、32時間以上勤務している医師を常勤医師とし、その他は非常勤医師として常勤換算する。（医療法第25条第1項）」と定められております。

 

つまり週4日以上勤務している医師が常勤医師、それに満たない場合は非常勤医師ということになります。

 

 

常勤、非常勤の給料面による違い

一般病院〔医療法人・国立病院・公立病院・公的病院・社保法人など〕に勤める常勤勤務医師の平均年収は1434万円（平成21〜24年度 健康保険組合連合会調べ）となっております。この平均年収をもとに週40時間勤務したとして時給を計算すると常勤医師の平均時給は7469円となります。

 

いっぽうで非常勤医師の平均時給は1万円が相場です。時給換算すると常勤医師よりも非常勤医師の方が好待遇ということになります。仮に複数の病院を非常勤で掛け持ちしてフルに働いたとすると年収で2000万前後になります。実際に、複数の病院を非常勤で掛け持ちして稼いでいらっしゃる医師の方も世の中には沢山存在しております。

 

 

非常勤医師の社会保険について

給料面では好条件の非常勤医師ですが、一点気をつけておきたい点があります。それは社会保険です。常勤の場合は勤務先の病院が加盟している社会保険に属する形になるので問題ないのですが、非常勤だけの勤務となるとご自身で勤務先に申し出て社会保険に加入する必要があります。この場合に加盟するのは地方自治体が扱う国民健康保険もしくは、医師会など業界団体が扱う医師国民健康保険になります。保険については地域、勤務先の規模によっても条件が変わってきますので勤務先や所属する医師会の窓口に一度相談することを推奨いたします。

 

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